株式会社ENGIは2018年設立のアニメーション制作会社です。東京都中野区に本社、岡山県倉敷市や北海道札幌市にそれぞれアニメ制作スタジオを構えております。

 

会社概要

 

 

会社名	株式会社ENGI
本社所在地	東京都中野区
資本金	1億円
設立年月	2018年4月
代表取締役	吉岡 宏起
事業内容	アニメーション制作事業全般
HP	https://engi-st.jp/

 

 

エンターテインメント企業3社のバックアップ

 

株式会社ENGIは筆頭株主である株式会社KADOKAWAの連結子会社です。

 

出版・映像などの事業を主軸とし豊富なIPコンテンツを有する株式会社KADOKAWA、数多くの遊技機を輩出し業界を牽引しているサミー株式会社、多数のアニメ制作スタジオを傘下に持つ株式会社ウルトラスーパーピクチャーズがタッグを組んで設立しました。

 

設立の背景は、株式会社KADOKAWAが有するIPコンテンツのアニメ・映像化を行うこと、サミー株式会社が展開する遊技機の映像制作を推進するという目的でした。アニメ制作のノウハウを持つ株式会社ウルトラスーパーピクチャーズも参画し、それぞれの強みを活かしながら新しい形を実現していく協力体制が構築されています。

 

各拠点の役割

 

・東京本社

2D/3DCGアニメーション制作、遊技機開発、デジタルコンテンツ開発、管理本部

 

・倉敷スタジオ

2Dアニメーション制作

 

・札幌スタジオ

2D/3DCGアニメーション制作、デジタルコンテンツ開発

 

それぞれの拠点ごとに役割が分かれており、東京本社では各制作部門、管理機能の全てが揃っています。

 

 

 

 

社員数・構成比率

 

社員数は東京本社、倉敷スタジオ、札幌スタジオの3拠点合わせて160名です。※2023年5月現在

 

新卒・中途採用の入社割合、男女比、年齢構成比は下記の通りです。

 

 

専門学校卒業後の新卒入社が多く、20代の割合が半数以上を占めています。若いクリエイターが技術を磨きながら活躍しやすい環境が整っています。

 

 

 

開発内容（遊技機）

 

	演出企画	映像企画	2D	3D	AE	組み込み
ぱちんこ	△	○	○	○	○	○
パチスロ	△	○	○	○	○	○
ゲーミング	△	○	○	○	○	○

 

サミー株式会社と連携した開発体制

 

遊技機開発の大きな特徴はサミー株式会社との連携です。同部門の統括責任者はサミー株式会社と株式会社ENGIの両社を兼任しており開発全体の指揮を執っています。

 

ENGI社内にはサミー株式会社からの出向メンバーも多数在籍。スムーズな開発を進めるための情報伝達だけでなく、経験が浅いメンバーには教育も行なっています。

 

実際にサミーに赴き、遊技機やゲーミング（ビデオスロット）に触れる研修やデザイナーからの指導、蓄積されたノウハウを共有することで個々の技術が高まり、新しい機種開発へと還元されています。

 

 

 

 

遊技機部門の人数構成・割合

 

遊技機部門全体　：  合計 17名（2023年5月現在）

 

 

 

唯一無二のワンストップ開発

 

作画からCG制作、遊技機開発までを1社で行えることが他社にはないENGIの強い魅力です。

 

デザイン面では社内のアニメ制作部門で作成した作画・CGを遊技機向けに調整を行い、映像企画を考案する際には作画メンバーやCGアニメーターと意見交換を行うなど、部門の垣根を超えた体制が売りです。

 

メーカーが外注として作画会社、CG制作会社にそれぞれ依頼していたことがENGI社内だけで完結できています。

 

効率的な開発環境に加え、メーカーとの繋がりによる様々な情報共有も活発なことから会社全体で好循環を生み出せています。

 

方針・目標

 

遊技機部門全体としては現在の規模から1.5倍ほど人員を増やし、より内製力を高めていく方針です。画像企画、デザイン、ソフト開発の各セクションではそれぞれ下記を目標として掲げております。

 

・画像企画

関連会社であるサミー株式会社との協力体制をより強固にしていく方針です。ただの窓口業務で終わらず、サミー株式会社のワークフローを一番理解している会社としてメーカーへの提案力向上を目標としています。

 

・デザイン

株式会社KADOKAWAのIPコンテンツを扱うため、遊技機映像を通じコンテンツの魅力を最大限に引き出すことを意識しています。現在は人数規模が少ないため増員を進めながら体制を整えていく方針です。

 

・ソフト開発

オーダーを受けた通りの開発だけでなく、ワンランク上の効率的な開発提案が当たり前にできるよう技術力を高めていく方針です。開発ライン増加に伴いソフト開発の負担増加が見込まれるため、先を見越した採用や仕組みづくりを進める考えです。

 

 

 

アニメのグッズ配布や作品の貸し出しといったアニメーション制作会社ならではの福利厚生、また休日休暇の見直しによる夏季休暇の追加など、働きやすい環境整備も随時進められていました。

 

以上、株式会社ENGIの企業情報でした。