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転職活動事例編vol.5(28歳サウンドクリエイター)

転職活動事例編vol.5(28歳サウンドクリエイター)

この記事の担当
  • 佐々木 智浩 (@sasaki_37career)
  • 株式会社さんななキャリア
  • 代表取締役/中小企業診断士

こんにちは。代表の佐々木です。

 

 

あと少しでGWですね。皆さまのご予定はいかがでしょうか。

 

 

私は例年、GWに出かけることがないのですが、去年に続き今年もコロナがあるので東亰にいると思います。

 

 

そんなGWは求職面談のお申し込みを頂くこともあります。そんなに多くはないですが。

 

 

今回は、だいぶ前のGWにご相談頂いた事例をご紹介したいと思います(内容とGWは全く関係ありません)。

 

 

それでは今回は、わたしの転職「転職活動事例編vol.5」です。

 

 

バックナンバーはこちら

 

転職活動事例編vol.4(48歳メカ設計)

 

転職活動事例編vol.3(24歳ぱちんこディレクター)

 

 

今回の主役は28歳Eさん。遊技機のサウンドクリエイターです。

 

 

弊社をご利用頂いたことがある求職者様からの口コミでご連絡いただきました。

 

 

Eさん「はじめまして。Zさんからのご紹介でお電話しました。」

 

 

佐々木「はじめまして。Zさんからお話は伺っております。転職のご相談ということでよろしかったでしょうか。」

 

 

Eさん「転職の相談ではあるんですが、今すぐに転職するかどうかを決めかねていまして、それでも大丈夫でしょうか。」

 

 

佐々木「もちろん、大丈夫ですよ。すぐに転職しない方でも遊技機業界の方々とは情報交換させていただいておりますので。」

 

 

Eさん「そうなんですね、助かります。エージェントさんとお会いするのが初めてでして、どのようにしたら良いでしょうか。」

 

 

佐々木「では、一度弊社にお越しください。費用は一切かかりませんのでご安心ください。履歴書も職務経歴書も不要です。」

 

 

〜数日後〜

 

 

佐々木「いらっしゃいませ。どうぞおかけください。まずは、今お考えの悩み事やご相談したいことなどお聞かせください。」

 

 

Eさん「はい。今の会社は新卒で入社したんですが、給与が上がらず、受注案件も安定しておらず将来が不安でして。」

 

 

佐々木「お給与を上げていきたいんですね?」

 

 

Eさん「はい。最近結婚しまして。家族を支えていくにはもう少し稼ぎがほしいと思っております。」

 

 

佐々木「今はおいくらぐらいですか?年収ベースで。」

 

 

Eさん「今は350万円ぐらいです。」

 

 

佐々木「そうするといくらぐらいにしたいとお考えですか?」

 

 

Eさん「400万円ぐらいです。結婚して家も広くなりましたし、子供もできるかもしれないと考えると、月にあと4万円ぐらいは上げたいところです。」

 

 

佐々木「それはそうですね。単身時代とはお金のかかり方も違いますしね。あとは、受注案件が安定していないというのはどういった状況ですか?」

 

 

Eさん「今までは映像とサウンドをセットで受注できていたのが、メーカーさんの内製化や開発ラインの減少などで案件が減ってるんですよ。」

 

 

佐々木「最近、そのようなお話も増えてますね。ということはいつサウンド開発がなくなるかわからないというようなご不安があるということですね?」

 

 

Eさん「まさにそのとおりでして。私は新卒入社以来、遊技機のサウンド制作しかやったことがないので他の仕事ができると思いませんし、サウンドの仕事が好きなので続けていきたいと思っています。」

 

 

佐々木「それならば遊技機のサウンド制作を続けていける環境が一番ですね。」

 

 

Eさん「遊技機業界もなかなか厳しくなっているので、実際に私が求めるような職場はあるのでしょうか。」

 

 

佐々木「厳しくなっているのは確かですが、そういった職場がないということはないですよ。」

 

 

Eさん「おお、ということはそんな求人があるんですかね?」

 

 

佐々木「いえ、今の今はないですね。新卒の就活で感じたかもしれませんが、DAWのサウンド制作は求人がそんなに多くないんですよね。」

 

 

Eさん「たしかに就職できずにフリーランスになった同級生とかいっぱいいます。」

 

 

佐々木「そういうことなんです。なので、サウンドの方には長期的な視点での転職活動を推奨しています。」

 

 

Eさん「ということは、求人案件が出てきたらご紹介頂く、ということでしょうか。」

 

 

佐々木「そうなります。サウンドクリエイターの転職はタイミングがとても大事なので、数少ない機会を掴み取るためにも応募待機型での転職活動でいきましょう。」

 

 

Eさん「はい!では応募できそうな良い案件が出たらご紹介ください!」

 

 

佐々木「かしこまりました。」

 

 

 

 

Eさんはのちに新しく募集された求人案件に応募し、転職を成功されました。

 

 

今回のケースのように、サウンド制作の求人案件はさほど多くないことが特徴です。

 

 

転職ありきでの転職活動では案件数に恵まれず苦しい展開となることが多いです。

 

 

Eさんは年齢以上の経験を積んでいたため、良い案件があれば転職できると私は確信していました。

 

 

ところがリアルタイムに出ている求人案件がなく、求人案件が出るのを待つのがベストな形でした。

 

 

もちろん、転職を思い立ったときに求人案件があればすぐにでも応募するべきです。

 

 

ですが、Eさんのように待ちの転職活動になることも念頭においておくと良いでしょう。

 

 

もしくは、今すぐの転職を望まなくても、将来的に転職する可能性があると思ったら、弊社のような転職エージェントに相談・求職登録しておくと良いですね。

 

 

 

 

今回はここまで。お読み頂きありがとうございました。

 

 

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