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こんにちは。代表の佐々木です。
今回は、スカウトメールについての記事です。
転職活動をしていて、スカウトメールという言葉を見かけることが多いと思います。
スカウトメールが何のことだかわからない、という人向けに解説してみます。
スカウトとは英語でscout、和訳は「偵察に出る」「探し出す」や「チームにスカウトする」という意味を持ちます。
日本語訳でも「スカウトする」なんて言ってしまうぐらいなんですね。それぐらい日本でも馴染みのある言葉です。
アマチュアで活躍している若い選手がプロからスカウトされる、原宿を歩いていたら大手芸能プロダクションからスカウトされる、なんていう話は昔から聞き慣れた話です。
一方でビジネスでも同様です。ビジネスの世界では「企業から誘われた」という意味で考えていいでしょう。
それでは、いったい「どこで」「誰から」「どうやって」スカウトメールがとんでくるのでしょうか。
これは、転職サイトです。転職サイトと言っても種類は様々ですが、大雑把に言うと転職サイトです。
ビズリーチやリクナビNEXT、マイナビ転職、en転職、イーキャリアFA、転職会議、OpenWorkなどなど。
比較的有名な転職サイトに求人情報の収集目的で登録すると、付加サービスとして、スカウトメールを受け取ることができるという機能が付いています。
ちなみに、転職サイトによってはスカウトメールを受け取らないように設定を変えることができたりします。
これは、大きくわけて2つです。「採用企業」と「転職エージェント」です。
どちらが多いかは転職サイトによります。
中には、転職エージェントからしかスカウトメールが送られない、というサイトもあります。
採用企業も転職エージェントも、転職サイト側と契約することで登録ユーザーにスカウトメールを送ることができます。
例えば業界屈指の登録者数を誇る老舗のリクナビNEXTでは、数百万人の登録ユーザーの中から条件に合致したユーザーを絞り込んでスカウトメールを送ります。
全ての転職サイトでは、スカウトメールに返信しない限りは、氏名・住所・連絡先は公開されません。転職サイトによっては性別も非公開です。
一方で、職務経歴や経験分野、転職理由、希望条件は公開され、その中から条件を絞り込むことになります。
採用企業は、採用担当者や経営者が直接スカウトメールを送っているケースが多いようです。
また、転職エージェントは、カウンセリング専門の担当者や、求人担当のエージェントが送っています。
最近では賛否両論ありますが、RPAというロボットが予め設定済みの検索条件で絞り込んだユーザーへ自動送信する、なんていうこともあるようです。
これは採用企業と、転職エージェントでは内容が異なります。
採用企業については、自社で募集中の求人を送っています。
場合によっては、会社説明会の案内を送ることもあります。
転職エージェントは、求人企業から依頼されている求人を紹介するよ、という名目で送っています。
場合によっては、求人は送らずに求職面談の案内だけを送ることもあります。
採用企業からのスカウトメールへ返信すると、そのまま応募になることが多く、履歴書や職務経歴書の提出を求められます。
最近ではカジュアル面接というのも流行っています。これは固っ苦しい面接ではなく、とりあえず会って情報交換しながらの面接をしましょう、というものです。
このケースだと、書類選考を省略していきなり会う、ということになることが多いです。
ただ、カジュアル面接でお見送りということもあるので、書類選考がカジュアル面接に代替されていると考えてもいいでしょう。
一方で、転職エージェントからのスカウトメールを返信すると、必ず求職面談へと進みます。
この求職面談は、ユーザーの希望とエージェントの面談形式によって、電話や対面、出張など形は様々です。
面談時間も15分程度から3時間ぐらいまでエージェントによって様々です。
面談の結果、追加で求人を紹介してもらえることもあれば、紹介されるはずだった求人の応募を辞退することも可能です。
こうして見比べてみると、採用企業へ返信するよりも、エージェントに返信するほうがハードルは低いですね。
一方で、すぐに応募したかったり、エージェントと面談したものの1件しか求人を紹介してもらえなかった場合などは、面談の時間が取られてしまった分だけ損してしまう可能性があります。
よって、採用企業中の企業からのスカウトメールも、転職エージェントからのスカウトメールも、一長一短があり、状況に応じて使い分けると良いでしょう。
今回はスカウトメールの仕組みを簡単に解説致しました。スカウトメールの活用方法についてはまたの機会に。
お読み頂きありがとうございました。
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