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こんにちは。代表の佐々木です。
今回はわたしの転職「転職活動事例編vol.2」です。
前回の記事をお読み頂いた方から、会話形式の記事で読みやすかったとお声を頂戴したため、同様のスタイルで書きたいと思います。
前回の記事はこちら
今回の主役は43歳Bさん。オーサリングやエフェクトなどを主とする映像制作デザイナー。
Bさん「佐々木さん、お久しぶりです。お元気ですか?ちょっとご相談したいことがありましてお電話しました。」
佐々木「おお、どうも、Bさん。お久しぶりです。おかげさまで元気です。いかがなさいましたか?」
Bさん「実は….去年あの後転職したゲーム会社を辞めようと思ってるんです。もう一度遊技機業界に戻りたいな、と。」
佐々木「たしかあの時、遊技機開発のX社とY社の1次面接を辞退してまで入社したゲーム会社でしたよね。」
Bさん「そうなんです。ゲームを作ってみたいという気持ちがどうしても強くなってしまって……。あのときはどうもすみませんでした。」
佐々木「いえいえ、弊社には全く迷惑はかかってませんから気にしないでください。しかし、どうしてまた戻りたいのですか?」
Bさん「はい。ゲーム会社に転職したものの、ちょっと社風が合わないというか、ギスギスした感じがあるというか、想像していた世界と違ったんです。」
佐々木「たまに聞きますね、そういったお話。ゲーム会社全てがそうとは思いませんが、他のゲーム会社に、というお考えはどうなんですか?」
Bさん「それもよく考えたんですが、私は10年以上遊技機業界にいましたし、業界内の転職もしましたが、遊技機を作ることが一番自分に合っていると思ったんです。」
佐々木「それは良いお話ですね。出てみてわかる親のありがたみ、みたいな。」
Bさん「お恥ずかしいんですけどね。まさしくそういったところです。ただ、前回辞退した会社にも再応募させて頂く、というのは可能なんでしょうか?」
佐々木「可能は可能ですけどね、さすがに応募する前に弊社から採用担当者に事情を話してご承認頂いたほうが仁義があるかなと思います。」
Bさん「ぜひそうして頂けるようであればお願いしたいです。」
佐々木「もちろんです。ただ、我々から事実をお伝えすることはできても、Bさんのお気持ちまでは伝わりづらいと思うので、志望動機書を用意してみてはいかがでしょう?」
Bさん「志望動機書とは?」
佐々木「要するに、再応募したいと思った動機です。Wordのフリーフォーマットで1枚程度でよろしいかと思います。X社やY社へ、前回の辞退のことや再応募したい気持ちを、ご自身の言葉で書いてみるのです。」
Bさん「読んで頂けますかね?」
佐々木「ここで大事なのは読んでもらえるかどうか、ではなく、誠意をもって書いた、ということになるのではないでしょうか。」
Bさん「確かにそうですね。誰でも謝罪を求められる前に謝罪される方が気持ちいいですしね。」
佐々木「はい、そういうことです。では早速志望動機書の作成に取り掛かってください。尚、履歴書と職務経歴書とは違って、これについては添削や修正もしませんので、誤字脱字がないようしっかりと書いてくださいね。」
Bさん「わかりました!また連絡します!」
このあとBさんは、志望動機書をご提出頂き、X社とY社へ提出。再応募からの再選考が可能となり面接を実施頂きました。
今回のBさんのポイントは、憧れだったゲーム業界から遊技機業界へUターンしたということ、志望動機書を求められる前に作った、という点です。
特に後者は、志望度がとても高い場合や、特定企業へ何らかの事情がある場合などに、有効かつ誠実であると思います。
Bさん、ぜひ後進の方々に遊技機も悪くないぞ、とご自身の体験談を伝えていってください。
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