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職種別の書類選考通過率

職種別の書類選考通過率

この記事の担当
  • 佐々木 智浩 (@sasaki_37career)
  • 株式会社さんななキャリア
  • 代表取締役/中小企業診断士

こんちにちは。さんななキャリアの佐々木です。

 

 

先日、ご面談した方から職種ごとの書類選考通過率を尋ねられました。

 

 

書類選考の基準は各社様々ですが、職種によって傾向が異なるのも確かです。

 

 

よって、今回は職種別の書類選考通過率について書いてみようと思います。

 

 

もちろん職種は遊技機開発や生産系の職種です。

 

 

弊社では職種を43職種に分けていますが、さすがにそれを一覧にするとよくわからない表になってしまうため、ある程度集約と省略をして26分類で公開しようと思います。

 

 

それでは早速ご覧ください。

 

 

 

 

弊社では、企画や制御でもぱちんことパチスロに分けるなどの対応をしておりますが、今回はそれらの分類は省略しております。

 

 

一方で、総務人事などのバックオフィス系や実機営業系も省略しております。

 

 

母数は、37キャリア経由でご推薦した書類選考数で、分子は書類選考を通過した数となります。

 

 

書類選考数や面接数の公開は営業機密上ご容赦ください。

 

 

尚、期間は直近の3年間で集計しております。

 

 

特筆すべき点がいくつかありますが、まずはCG系のデザイナーです。

 

 

2Dと3Dは約20%であるのに対し、AEデザイナーになると約35%にまで引き上がります。AE系の需要が高いことが読み取れますね。

 

 

その他にも企画職は全般的に低くないですが、商品企画は約20%と下がります。印象としては花形職種ということもあり競争率が高い印象です。

 

 

また、メイン・サブ・サブサブと制御プログラマは全般的に高いですね。専門職としての強さを感じ取れます。

 

 

その他、生産管理や品質管理などの生産系ポジションも高めです。こちらもやはり専門職としての需要の高さを感じます。

 

 

一方で、グラフィックデザイナーは約11%と低くなりました。携わるクリエイターは少ない職種なのですが、需要(求人)もあまり多くないというのが原因でしょうか。転職活動のタイミングが合わない方も見受けられやすいポジションかとも思います。

 

 

最後に「オープンポジション」です。数字は11.3%とありますが、こちらについて解説します。

 

 

これは、応募したい職種の求人がないものの、企業には関心があるので、組織内のあらゆる職種で広く検討してもらえるよう応募するためのポジションです。

 

 

要するに「○○の経験を持っているのですが、御社を希望してまして、どこかのポジションで検討頂けませんか」と弊社から打診し、「良さそうな人だから会ってみよう」となった案件です。

 

 

この通過率が約11%なので、求人がなくても10件応募すると1件は面接に進んでいるという計算になりますね。

 

 

この数字は我々の現場でも体感どおりの値かなと思います。

 

 

 

いかがでしたか。ご自身の希望する職種や経験職種で参考にして頂ける資料かと思います。ぜひご参照ください。

 

 

では。

 

 

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