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面接官に伝わる説得力がある希望給与の決め方

面接官に伝わる説得力がある希望給与の決め方

この記事の担当
  • 佐々木 智浩 (@sasaki_37career)
  • 株式会社さんななキャリア
  • 代表取締役/中小企業診断士

こんにちは。佐々木です。

 

 

今回は希望給与について。面接で必ずといっていいほど聞かれるこの質問。必ず聞かれるので必ず準備しておく必要があります。

 

 

そして求職者様からどう答えたら良いかと質問されることがあります。ここでの最適解はご自身の希望額を掛け値なしで伝えること、です。

 

 

だからと言って面接で直感的に答えれば良いのかと言うと、そうではありません。やはり回答は予め用意しておきたいところです。

 

 

よってここで重要なのは、転職活動を始める前や活動中に、希望額を明確にしておくことです。

 

 

そこで多くの方が参考にするのは、前年度年収でしょう。

 

 

採用企業の選考においても、前年度年収などは中途採用時の目安にしやすいので必ずと言っていいほど聞かれます。

 

 

だからこそ前年度年収を基準にして希望給与を決めるのも自然な流れですが、それだけでは十分とは言い切れません。

 

 

それではどうすれば良いのかと言うと、必要な生活費から希望額を考えることです。

 

 

家のローンや水道光熱費、携帯代や自家用車の維持費用、子供の教育費などの固定費、食費やレジャー費、自己啓発費などの変動費が生活費です。

 

 

さらに、2〜3年後に子供が大学に進学する、逆に子供が自立する、といった近い未来のライフスタイルの変化が予想されるならば、それらも考慮に入れたいところ。

 

 

まっとうな生活があった上での希望給与ならば説得力が増すわけです。

 

 

もちろん、採用企業側の人事制度に沿わない金額ならば条件の不一致で不採用ということもあり得ますが、説得力のある希望金額が提示されることで悪い印象を与えることはありません。

 

 

むしろ、前職年収と同等の希望金額にも関わらず、根拠に乏しい数字であることで印象を悪くすることもありえます。

 

 

よって、希望給与を明確にする上では、ご自身の生活費と照らし合わせて考えてみてください。

 

 

また、転職活動はライフスタイルを変える機会にもなりますので、家計を見直す良いきっかけにもなるでしょう。

 

 

今回はここまで。ありがとうございました。

 

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