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インタビュー
ドキドキとHAPPYを世界に届ける。エンタメの未来を創造する会社。

ナツメアタリ株式会社

今回お話を伺うのは、ナツメアタリ株式会社 HDスタジオ チーフプロデューサーの三津間様と、同じくHDスタジオ チーフディレクター・プロデューサーの南田様です。
これまで多数の遊技機開発を手がけてきたナツメアタリの歴史と、ナツメアタリがこれから目指していく未来についてご紹介いただきました。(公開日:2024年5月2日)

お話を聞いた人
チーフプロデューサー 三津間(みつま)様
静岡県 出身
「ぱちんこの仕組み」に関心を持ち新卒で遊技機メーカーに入社。回路設計、ソフト開発とキャリアを積み、現在はナツメアタリにて開発を統括。業界歴20年。
チーフディレクター・プロデューサー 南田様
滋賀県 出身
映像作品に惹かれ3DCGデザイナーからスタート。その後、経験を積むと同時にディレクターへとシフト。ナツメアタリの前身である企業から通算し14年のベテラン。
インタビュアー
佐藤 輝幸
さんななキャリアエージェント
1988年生まれのAB型。福島県出身、IT系専門学校卒業。
趣味はゲームやアニメ、ライブなどのサブカル。パチスロやパチンコは版権モノが好き。最近は健康を意識し運動にも励んでいる。焼き魚が大好き。
ワクワク×ドキドキ=ナツメアタリ

まずはナツメアタリの沿革、そして現在の事業内容について伺いたいと思います。ナツメアタリはナツメ株式会社と株式会社アタリの経営統合によって誕生したと伺っていますが、詳しく教えていただけますか。

三津間様:ナツメアタリは、1987年に東京都新宿区夏目坂で創業したナツメ株式会社と、2002年に大阪府大阪市浪速区大国町で創業した株式会社アタリが、2013年に経営統合した会社です。
ナツメが得意としていた遊技機開発、そしてアタリが得意としていたゲーム開発の技術を結集し、エンタメを世界に届けることをモットーとしています。
現在は大阪府大阪市北区堂島にほとんどの部署を集約し、ゲーム事業とぱちんこ・パチスロ事業を中心にエンタメの開発を行っています。

特に部署のネーミングがユニークだと伺いました。

三津間様:ナツメアタリでは、ゲーム事業を行う部署を「ワクワクドキドキ」というキーワードから「WDスタジオ」、同じくぱちんこ・パチスロ事業を行う部署は「ハラハラドキドキ」に由来して「HDスタジオ」という名前にしています。
その他にも海外向け事業を行う部署として、外国のお客様からも認知していただけるように「SAMURAIスタジオ」という部署もあります。

エンターテイメントを追求しているナツメアタリらしい部署名ですね。経営理念としてはどのような目標を掲げられているのでしょうか。

南田様:「ナツメアタリに関わる全ての人をHAPPYに!」という経営理念のもと、「礼儀・仕事・商品サービス・社員・共栄共存」の5項目を大切にしています。
コンシューマー向けゲームの企画開発と遊技機の企画開発という2つの軸を中心に、近年ではゲーミング事業やアミューズメント事業など、新しい分野への進出も進めていますが、常に経営理念を意識し、「みんなでお客様を喜ばせよう!」という認識を社内で共有しています。

ナツメアタリの特徴や強みはどのような部分だと感じていますか。

南田様:ナツメアタリは遊技機開発において、社内で1機種を全て作ることのできる機能を有しています。
企画からデザイン、制御開発まで、確かなスキルをもっているメンバーが在籍しているため、主にメーカー様の1次請けとしてのお仕事がメインとなります。
協力会社様を間に挟まないので、メーカー様の意図をしっかりと汲み取りつつ、スピード感のある仕事ができるという点が大きな強みです。

三津間様:社内でオールインワン的に作業ができるという点は、確かに他社との差別化につながっていますね。
メーカー様としても不安なく指示を伝えることができますし、我々としても社内でコミュニケーションを密に取り合いながら、よりクオリティの高いものを追求できる環境にありますので、仕事がやりやすいというメリットがあります。

やわらかく、風通しのよい雰囲気のなかで充実した毎日を

ナツメアタリで働くなかで、どのような社風であると感じていますか。

三津間様:私はナツメアタリに入社して8年になるのですが、入社当時から「やわらかい雰囲気の会社だな」と感じています。
一人ひとりが好きなことや得意なことは違っていても、「お客さんをHAPPYにする」という共通の目標に向かって、仕事でもプライベートでも先輩・後輩が分け隔てなく交流していますね。
社内でも先輩に相談しやすい雰囲気ですし、ディスカッションにおいても「文句」ではなく「意見」として各々の主張を汲み取って尊重する、風通しの良さを実感しています。

南田様:ナツメアタリが求めるスキルをお持ちの方に関しては性別や国籍を問わず積極的に採用していますので、近年はグローバルな人材も多く、男女比も同じくらいになってきました。
特にデザイナー職に関しては女性の比率が若干多いほどで、活気溢れる会社だと感じています。
遊技機開発においては先ほどもご紹介したメーカー様の一次請けという強みを活かして、若手の社員にも積極的に先方との会議に参加してもらいながら、成長につながる機会を提供しています。

とても働きやすそうな職場環境ですね。現在はどれくらいの人数が遊技機開発に携わっているのでしょうか。

三津間様:ナツメアタリ全体では140名ほどの社員が在籍しています。
そのうち約10名が管理部門、ゲーム部門が約40名、そして遊技機開発に関しては約90名の社員が携わっています。
ただ明確にゲーム専門・遊技機専門というスタイルで働いていただくのではなく、個々の案件ごとにプロデューサーが、求めるスキルを持っている社員に声をかけて、プロジェクトにアサインしていくスタイルに移行しつつあります。

南田様:案件に応じて適任と考えられるメンバーでグループをつくることによって、社員同士が良い影響を与えあい、個々のスキルが強化されてきていると感じています。
一人ひとりがもつ能力を足し算するのではなく、かけ算で活用していくことにより、クオリティの高い遊技機やゲームの開発につなげています。

すると人事評価の制度としては、案件ごとにプロデューサーから評価される形になるのでしょうか。

三津間様:基本的にはプロジェクトへの参加を打診する際に、プロデューサーから「依頼兼目標達成シート」のようなものを共有し、アサインにあたっての目標を設定していただきます。
実際にプロジェクトに関わった後に自分でも評価をしていただき、プロデューサーの評価と合わせて期末評価に反映していくという制度になります。

今までとこれから。ゼロ→100を目指す未来へ。

三津間様と南田様がナツメアタリに入社された経緯を教えていただけますか。

三津間様:私は静岡県の出身で、進学を機に大阪にやってきました。
大阪の学校ではハンダ付けなど技術的なことを学んでいたのですが、遊技機の仕組みや回路設計などを詳しく知りたいと考え、名古屋の遊技機メーカーに就職いたしました。
その会社では協力会社から納品される機器の回路設計チェックを行っていたのですが、ある時に他部署の上長から声をかけられて、ソフト部門に異動することになりました。
8年前にご縁があってナツメアタリに転職し、まず最初はプログラミング部門を担当、その後管理する側となり現在はチーフプロデュサーを行っています。

南田様:私は滋賀県の出身で、映画やCMなどの映像分野に興味を持ち、専門学校で3D映像に関して学んできました。
東京で就職した会社が、入社後に遊技機メーカーの子会社となったことから、遊技機とのつながりが生まれています。
結婚を機に滋賀県に帰郷してきたのをきっかけに、株式会社アタリに派遣社員として派遣され、契約社員、正社員とステップアップを経て、今が14年目になります。
コツコツと、チャンスを見つけてはチャレンジを繰り返して今に至っています。

遊技機業界に長くいらっしゃるお二人ですが、業界全体やナツメアタリにとっての課題はどのような部分であると感じていますか。

三津間様:近年はかなり改善されつつありますが、業界の特性上、納期前は特定の人に負担がかかりやすいという傾向にあります。
かなり働き方改革などは進んでいますが、今後も業界全体が一丸となって、より働きやすい職場環境を追求していくことは大切だと感じています。
またナツメアタリにおいて個々のスキルアップや技術の継承という点は、責任者という立場から常に意識していきたいと思っています。

南田様:課題はたくさんありますが、ナツメアタリとしてはメーカー様から求められる役割がより大きくなってきていることを感じています。
現時点でナツメアタリは、メーカー様からの希望に合わせて1から100のものを生み出すことができる会社です。
将来的には0から1のものを生み出す力を身につけて、0→100が実現できる会社にまで成長することができれば、より強い会社になれるのではないかと考えています。
求められているものを生み出すことで信頼を勝ち取ることができますが、一つ上のレベルを目指すことで、「ナツメアタリに丸投げでOK!」や「ナツメアタリがいないとできないよ」と思っていただけるような会社に進化したいと考えています。

まずはお客様の満足から。一緒に「ありがとう」を聞きませんか?

現在募集中の職種を教えてください。

三津間様:どの職種も積極的に採用していきたい所存ではありますが、特に採用を強化しているのはプログラマーとデザイナーです。
ここ数年は新卒採用で若手にも多く入社していただいておりますが、技術の継承や若い人材の育成という観点から、今期は特に「スキルアップ」というテーマを掲げています。
そのため遊技機業界の経験がある方や、誰かに指導した経験のある方は、是非とも仲間になってほしいと考えています。

南田様:近年では遊技人口の減少や業界の縮小傾向が懸念されていますが、遊技機業界にアニメやゲーム、映画の知識など、自分の得意分野で新しい風を吹かせてくれる方を歓迎しています。
遊技機について詳しくないという方でも、挑戦したいという気持ちがとても大切だと感じています。
遊技機開発部門が目標としている「お客様から『ありがとう』と満足していただけるクオリティ」、ナツメアタリが目指している「全てのお客様をHAPPYに!」という未来に向かって一緒に頑張りたい方を、お待ちしております。

取材後記

ナツメアタリ株式会社の三津間様、南田様にお話をお伺いいたしました。
お客様を喜ばせようという想いは社風にも影響し、社員同士のコミュニケーションを促進して働きやすさへとつながっているように感じました。
ワンストップで1機種すべてを作ることができるという強みや、案件ごとに適したチーム構成を行うことなども、働き方として全体像の把握や新しいコミュニケーションにより、個々のスキルアップへとつながっているのだと思います。
ナツメアタリでの働き方に興味を持たれましたら、お仕事の紹介も含め詳しいお話をさせていただきますのでご相談ください。
以上、株式会社さんななキャリアの佐藤でした。

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